『岡本元朝日記』について

 秋田県公文書館では、旧秋田県立図書館以来、秋田藩の藩政史料の翻刻・刊行事業を行っており、これまで『国典類抄』『御亀鑑』『渋江和光日記』『宇都宮孟綱日記』を刊行してきました。これに続くのが元禄から正徳にかけて秋田藩の家老を務めた岡本元朝の日記(全8巻予定)です。

 平成31年3月刊行の第5巻では、筆者である岡本元朝が家老を務めていた宝永2年(1705)7月から同4年(1707)3月までを収録しています。
 同巻の最初には徳川綱吉の母、桂昌院が宝永2年に亡くなった記事があり、徐々に次の時代の足音が迫ってくる様子がうかがえます。
 岡本元朝は、家老に就任する以前は秋田藩の修史事業の責任者である文書改奉行を勤めていたこともあり、家老となってからも、修史事業について吟味を行っています。第5巻では、大坂の陣に参加した佐竹氏一門の家来の他、当時の家老であった渋江政光・梅津憲忠の家来(陪臣)についても、藩の記録に掲載することを決めています。
「岡本元朝日記」第5巻
平成31年3月刊行
仕様:A5版 434頁・上製本(布クロス) 付録CD-ROM
定価:4,000円(税・送料別)
編集:秋田県公文書館
発行:秋田県
販売:秋田活版印刷株式会社
お問い合わせ:
秋田活版印刷株式会社
 〒011-0901 秋田市寺内三千刈110-1
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