『岡本元朝日記』について

 秋田県公文書館では、旧秋田県立図書館以来、秋田藩の藩政史料の翻刻・刊行事業を行っており、これまで『国典類抄』『御亀鑑』『渋江和光日記』『宇都宮孟綱日記』を刊行してきました。これに続くのが元禄から正徳にかけて秋田藩の家老をつとめた岡本元朝の日記(全8巻予定)です。

 平成27年3月刊行の第1巻は、元朝が秋田藩の相手番をつとめた元禄8年(1695)正月から同14年(1701)8月までを収録しています。元朝は元禄10年(1697)に、いわゆる修史事業の統括を命じられます。修史事業は佐竹氏歴代の家譜の他に、家中の文書や系図の検討など多岐に及びます。元朝は自らも史料を調査し、意見を述べるなど、精力的に活動しています。

 元禄期は安定期といわれていますが、太平の世に職務にいそしむ元朝の日記から多くの発見をしていただければと思います。
「岡本元朝日記」第1巻
平成27年3月刊行
仕様:A5版 480頁・上製本(布クロス) 付録CD-ROM
定価:4,000円(税・送料別)
編集:秋田県公文書館
発行:秋田県
販売:秋田活版印刷株式会社
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